PICO4でアダルトVRを視聴した感想！最高のゴーグルだがFANZAの視聴は出来ない？

本記事では中国のPico TechnologyのVRゴーグル「PICO4」でアダルトVRを視聴した感想と視聴方法をご紹介しています。

ご購入をお考えの方はぜひ参考にどうぞ。

⇒ Pico公式サイト

※販売サイト：Amazon / ヨドバシ / ビックカメラ etc

【結論】PICO4はエロVRの視聴に向いている？

PICO4は本体だけで遊べる高性能なスタンドアローン型のVRゴーグルです。

現状、アダルトVRの視聴に一番おすすめのVRゴーグル「Meta Quest2」と比較すると、価格はQuest2の方が安いですがスペックはPICO4の方が優れていますね。

※Meta Quest 2は2024/3/21に31,900円に価格改定！！

Quest2の映像も十分に美しいのですが、Pico4の映像の方がより美しく感じられます。

ただ、Quest2が約3万円に値下げされた点も考慮すると、両機の価格差ほどにPico4の方が高性能かと言われると微妙です。Quest2のコスパ勝ちの印象です。

⇒ MetaQuest2でアダルトVRを視聴した感想

それから、2023年10月に発売されたばかりでQuest2の後継機である「Meta Quest3」とも比較してみましょう。

⇒ Meta Quest 3はFANZAのVRに最適？

さすがに全体的なスペックはQuest3が上回っていますが、価格と性能のバランスを考えるとPico4の方が有利な印象も受けます。

という事で、PICO4の評価をまとめると以下の通りです。

PICO4の性能は文句無しでコスパも良いですね。

FANZAの視聴が出来るようになった事でアダルトVRが目的でもおすすめ出来るデバイスとなりました。ただ、性能的にはMeta Quest 3、コスパ的にはMeta Quest 2の方が優秀と言って良いでしょう。

以下、実際にPICO4を利用したレビューをご紹介します。

PICO4でアダルトVRを視聴した感想【メリット編】

メリット① PICO4の映像は最高に美しい！Quest2以上！

実際にPICO4でアダルトフェスタのVR作品を視聴してみましたが映像は本当に美しいです。Meta Quest2でも十分に美しいのですがPICO4の映像はより精彩に感じられました。

スペック的にも4320×2160という解像度の高さに加え、画素の密度を表す数値であるppiも1200ppiで大健闘。Meta Quest2の数値（3664×1920  773ppi）を大きく上回っています。

※ppiの差はかなり実感出来ます。Quest3はより高精細です。

映像の美しさに定評があるHP Reverb G2の解像度が4320×2160（1050ppi）ですので、それよりも更に画質が良いという事になります。

松本いちかちゃんと皆月ひかるちゃんの顔面特化VR

実際に可愛い女の子の表情を至近距離で見つめてもハッキリクッキリ。色合いも落ち着いていて映像については本当に文句無しです。

綺麗すぎてちょっと感動しました！

リフレッシュレートは90Hzと控えめですが必要十分。

また、PICO4は一般的なVR HMDに採用されているフレネルレンズではなくパンケーキ型のレンズを採用しています。レンズの円心状の模様が邪魔になるという問題が解決されています。

パンケーキレンズは内側に向かって広くなっているため、女優さんとの密着シーンなどでも若干映像が見やすくなっていました。（若干です）

メリット② 動画プレイヤーの使い勝手抜群！仰向け視聴も可能！

デフォルトの動画プレイヤーが非常に使いやすくて気に入りました。

アダルト動画のファイルをPCからPICO4のMoviesフォルダにコピー（USB接続）すれば、ファイルマネージャーから簡単にVR動画を再生する事が出来ます。

プレイヤーも使いやすくてストレスゼロです！

動画：木下ひまり 「プレゼントはひまりだぞ」

もちろん、アダルトフェスタの作品だけではなく、『VRPORN』などの海外の無修正VR作品も問題なく再生出来ました。無修正の迫力はスゴイです。

それから、動画の角度調整が自由自在なので仰向け視聴が簡単に出来る点もポイントが高かったです！

コントローラーの使い勝手も問題無し。

動画視聴には関係ありませんが、実は指を置く場所にタッチセンサーもついているようです。VRchatなどには便利みたいですね。

メリット③ PICO4の装着感は良好！前後のバランスも◎

PICO4は装着感についてもかなり優秀でした。

ストラップを含めて本体の重量は569gでしたが、重量がうまく前後に分散されているためかあまり重さは気になりません。

実はMeta Quest2は502gなので更に軽いのですが、Quest2のストラップはゴムのような素材のベルトなので軽いのです。つまり、Quest2は本体だけで500g近くあるという事でバランスが前に偏りすぎていて装着していると首が疲れます。

※Quest3は前後バランスが改善されました。

PICO4のストラップはしっかりしているのに重量は抑えられています。ダイヤルで頭に簡単にフィットさせられるのも便利で良いですね。

左：Quest2 　右：PICO4

逆にアダルトVRを仰向け視聴する際にはしっかりとしたストラップは邪魔になってしまいますが、柔らかい枕などを使えば問題は無さそうですね。

固いフローリングとかはオススメしません。

メリット④ メガネの装着も可能！視力が悪くてもOK！

PICO4はコンパクトなのですが、装着部の横幅は少し広めに設計されているのでメガネをつけたまま利用する事も出来ました。

※Meta Quest2（3）はメガネ視聴は厳しいです。

私のメガネはヨコ幅がおよそ12.8ｃｍでタテ幅が3.4ｃｍでした。メガネのサイズはテンプル（サイド部分）に記載されていますので参考にされてみてください。

画像：JINSより

メガネに上記の数値が記載されていた場合の横幅は以下の数値になります。

計算例）
（① ×２）+ ② = 11.9cm　※縦幅は④の2.7cm

私はフレームも太い一般的な男性サイズのメガネで利用出来たので、お手持ちのメガネでもPICO4に収まる可能性は高いと思います。（小さい方が良いとは思います）

目が悪い方には嬉しいポイントです。

続いて、PICO4を利用して残念なポイントをご紹介したいと思います。

PICO4でアダルトVRを視聴した感想【デメリット編】

デメリット① PICO4は単体でFANZAのアダルトVRを見られない！

※このデメリットに関してはPico4がFANZAに対応した事で解消されています。（2023年12月）

さて、ハードウェアは素晴らしいPICO4なのですが、アダルトVRの視聴を前提とするなら唯一にして最大の問題点があります。

それは、FANZAのDMMプレイヤーに非対応という事です。

つまり、FANZAの作品は見られません！！

日本でアダルトVRを楽しむためにはFANZAの存在は欠かせません。FANZAは日本一のアダルトVR配信サイトでエスワンやアイポケなどの人気独占配信作が多数あります。

私が大好きな河北彩花ちゃんの作品もFANZA以外では見られません！

あまりにも豪華な女優陣の作品がFANZAでしか視聴出来ないため、国産のVRを楽しむためにはFANZAは必須なのです。

VRの見放題チャンネル「VRch」もコスパ最強です。

しかし、ご自宅にゲーミングPCがあれば、PCとPICO4を無線やUSBで接続してPC用のDMMプレイヤーを利用する事は出来ます。

※PICO4でFANZAを視聴したい方はこちらから↓

⇒　PICO4でFANZAを視聴する方法

ただ、PICO4はPCとの接続時にはVRの映像は圧縮されて劣化します。せっかく高性能なのに本来の性能を生かせないというのは少々もったいないですね。

デメリット② Pico Neo3 Linkの方がPCとの接続で有利（HP Reverb G2も！）

2022年6月にPico TechnologyからPico Neo3 Linkが発売されているのですが、実はPCとの接続を前提として考えるとPico Neo3 Linkの方がPICO4よりも優れています。

Pico Neo3 LinkにはPC接続用のディスプレイポートがあり、PCのVR映像を劣化ゼロで表現する事が出来ます。

両機のスペックを比較すると以下の通り。

PC接続時のPico Neo3 Linkの映像の美しさには定評があります。ゲーミングPCと接続すればFANZAのアダルトVRを最高の画質で楽しめますよ。

また、約13万円と高くなってしまうのですが、HP Reverb G2ならPCとの有線接続でPico Neo3 Link以上の高画質映像を視聴出来ます。

※HP Reverb G2は生産終了しました。

メーカーはHPなので安心感が違いますね。

という事でFANZAの視聴を考えると、

PC接続ならPico Neo3 Link / HP Reverb G2、スタンドアローン型として利用するならMeta Quest2(3)の方が有利という結論になりますね。

デメリット③ イヤフォンジャックが無い（スピーカーは優秀）

PICO4にはイヤフォンジャックがありません。

一般的な利用シーンでは問題無いのですが、アダルトVRを楽しむ目的だとちょっと困ってしまいます。

空間オーディオ対応のスピーカーが搭載されているので、音漏れを気にしないで良い方なら問題はありません。音質も良好です。

エロ動画の音を周囲にもらせない、という方はBluetooth対応イヤフォンなどが利用出来ます。持っていない方はわざわざ用意しないといけないので少々面倒ですね。

※USB-Cの有線接続オーディオも使えました。

PICO4の評価まとめ。AdultFestaVRなどFANZA以外のアダルトVRの視聴ならオススメ！

PICO4はゴーグル単体で利用すれば性能はトップクラスです。

そのため、FANZA以外のDRM規制の無い動画をPICO4に直接ダウンロード （コピー）して視聴するなら一番優秀なVRゴーグルだと思います。

※ダウンロードはブラウザから。コピーはPCから。

国内作品ならアダルトフェスタVR、海外の無修正VRを視聴したいならVRPORNというサイトがオススメです。特に無修正VRの臨場感はスゴイですよ。

5万を切る価格も性能を考えれば激安。

後は本当にFANZAだけ使えれば完璧なのですが、PICO4の製造メーカーが中国企業という事もありますので今後も対応は難しそうですね。

⇒　Pico Stor対応ソフト一覧

私はとりあえず最強の無修正VR視聴マシーンとしてPICO4を利用していきたいと思っています！

以下、PICO4でFANZAを視聴する方法をご紹介します。

PICO4でFANZAのアダルトVRを視聴する方法

PICO4も高性能なパソコンと接続すればFANZAのVRを視聴する事が出来ます。

おおまかな手順は以下の通り。

大変そうですが、そこまで難しくはありませんよ。以下、具体的にご紹介していきます。

① PCの性能確認＆必要なソフトを揃えよう！

必要なデバイスやソフトはこちら。

PICO4と接続出来るPCのスペックの目安は以下の通りです。

ご自分のPCでVRが動くか分からないという方は、ゲームサイトの『Steam』にご利用中のPCがVRに対応しているか判定出来るツールがありますのでお試しください。（飛ばしてもOKです！）

⇒　SteamVR_Performance_Test

PCの性能に問題が無いようでしたら同じサイトで『SteamVR』をインストールします。

⇒　SteamVR

続いて、PICO4の公式ソフト『Streaming Assistant』のインストールを行います。

⇒　streaming assistant

ページ下部にて「PICO4」を選択してダウンロードしましょう。（デフォルトでPICO4が選択されているはずです）

もちろんFANZA（旧DMM）のVR専用プレイヤーのインストールも必要です。

⇒　FANZA VR対応デバイス一覧

今回は赤枠のWindows VR用のソフトをPCにインストールします。

② Streaming Assistantを立ち上げてPICO4を接続

インストールしたStreaming AssistantをPCから立ち上げます。

画面の指示に従っていき、ハードウェア・ソフトウェアに問題が無ければ接続方法の選択画面へと進みます。

今回は私が試したUSB接続で試します。USB表記の下の続行ボタンを押してから、パソコンのUSB3.0ポートとPICO4をUSBケーブルで接続します。

PC側の画面が上記のようになりましたら、PICO4のライブラリからストリーミングアシスタントを立ち上げます。

※PICO4の画面です↓

画面右側の『接続』を押せばPCとの接続が始まります。

PC側で上記画面が表示されたら接続完了です。

③ FANZAのVRを再生してみよう！

※DMM VR Player（Windows）をインストールしておきましょう

PICO4とPCの接続が終了したら、実際にFANZAのアダルトVRを再生してみましょう。

まだFANZAでアダルトVRを購入した事が無い方は無料のサンプル動画が配信されていますので、まずはそちらの作品をライブラリに追加しておく事をオススメします。

無料アカウント作成後、サンプルページで上記の赤枠内のボタンを押せばライブラリに作品が追加されます。

その後、画面上部のメニューから動画の『購入済み商品』を選びます。

無料サンプルや購入した動画の一覧が表示されますので、視聴したい作品を選択しましょう。

上記画面が表示されましたら、ストリーミング再生ボタンを押せばDMM VRプレイヤーが立ち上がって（要ログイン）PICO4で動画を視聴する事が出来ます。

スタンドアローンで利用している時よりも画質は少々劣りますが、普通に高画質と言って良いレベルの品質でアダルトVRを楽しめますよ。

ゲーミングPCをお持ちの方はぜひお試しください。

気になる情報があったらまた追記します！