Vive Flow発売!
HTCの新型ゴーグル『Vive Flow』については以下の記事を参考にどうぞ。
HTC社から発売された新型PC用VRゴーグル『HTC VIVE Pro 2』を手に入れました!
スペック的には最強のVRゴーグルという事で自宅に届くのが待ち遠しかったです。10万円のPC用グラフィックボードまで新調して準備万全でお迎えいたしました。
というわけで、早速、VIVE Pro2でアダルトVRを視聴した感想レビューをご紹介したいと思います!(ちょっと辛口な内容になっています)
目次
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HTC VIVE Pro 2の価格や性能について
お急ぎの方へ
※先にアダルトVRを視聴した感想を知りたい方はこちらからどうぞ。
『HTC VIVE Pro 2』は2021年5月11日に開催されたHTCカンファレンスにて姉妹モデルとなる『HTC VIVE FOCUS 3』と同時に発表されました。
各モデルの価格はこちら。
HTC VIVE Pro2 : 178,990円 (税込) ※フルセット
HTC VIVE FOCUS3 : 130,900円 (税込)
※機種名をクリックすると各デバイスの詳細ページへと移動します。
VIVE Pro 2がPC用VRゴーグルで、VIVE FOCUS 3がスタンドアローン型のVRゴーグルです。
VIVE FOCUS 3に関しましてはビジネス向けという事もあり、アダルトVR動画の視聴には適していませんので当サイトでは簡単にスペックに触れるのみとしています。
以下、両機種のスペックの注目ポイントです。
前モデルのVIVE Proは発色に定評のあるOLED(有機ELディスプレイ)でしたが、新型の両機種は反応速度が速くて寿命が倍近いLCD(液晶ディスプレイ)に変更されました。VALVE INDEXやOculus Quest 2と同じ仕様となります。
気になる画質ですが、HTC VIVE Pro2は両目解像度が4,896×2,448(5K)で視野角が120度となっています。リフレッシュレートも120Hzとかなりハイスペックですね。
他のVRデバイスと比較してみましょう。
視野角は最高レベル、解像度はダントツでトップですね。
ただ、VIVE Pro2はフルセットで約18万と高額な上に高性能なパソコンも必須なのて購入のハードルはかなり高いです。(旧モデルのVIVEを利用していた方はPro2本体のみの購入で使用可能)
はたしてアダルトVR動画の視聴を目的として購入するほどの価値があるのかどうか、以下、実際に体験した感想と併せて検証していきます!
リフレッシュレートについて
動画の滑らかさを表す数値。高いほど良いが90HZでも十分に高画質。
HTC VIVE Pro 2でFANZAのアダルトVRを視聴した感想!
日本でアダルトVRを楽しむためにはFANZA(旧DMM)の利用が基本となりますので、本記事でもHTC VIVE Pro2でFANZAの作品を視聴した感想をお送りしていきます。
ちなみに、今回は私が大ファンの東條なつちゃんのイチャラブVRでお試ししています。本物のアイドルみたいに可愛らしい素敵な女優さんですので気になる方は応援してあげてください。(私信)
というわけで実際にVIVE Pro 2で本作を視聴してみたところ、
確かに超高画質なのですがOculus Quest 2の映像とほぼ変わりませんでした!
VIVE Pro2の方がやや画面が明るい印象がありましたが、これは優劣というよりは個性だと思いますし、映像の鮮明度や美しさではOculus Quest2との差はほとんど感じられませんでした。
高リフレッシュレートによる動画の滑らかさも体感ではほぼ分からず。
PCと本体で合計して30万ほどの予算が必要なVIVE Pro2を引き合いにして、Oculus Quest 2のコストパフォーマンスの良さを再認識させられる結果となってしまいました。
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それと、なぜかVIVE Pro2の方が視界のレンズ枠の主張が強いように感じました。視野角はVIVE Pro2の方が広いはずなのですがレンズが気になって窮屈な印象です。
視野が広がってより深い没入感を得られるかと期待していましたので少々残念です。
VIVE Pro2は間違いなく高画質で美しい映像を楽しめますが、得られる体験に対してコストが見合っていないかもしれません。改めて、Oculus Quest 2の完成度の高さに驚かされました。
HTC VIVE Pro 2の使用感について。Oculus Quest 2との比較
以下、実際のVIVE Pro2の細かい使用感について、先ほども引き合いに出した人気VRゴーグル『Oculus Quest 2』と比較していきたいと思います。
まず装着感についてですが、VIVE Pro2は頭へのフィット感はかなり良好です。
アダルトVRの視聴とはほぼ関係ないのですが、激しく動くアクティブなVRゲームなどをプレイしてもゴーグルが頭からズレるような事は無さそうです。この点ではOculus Quest 2と比べても圧勝ですね。
↑ 本体後部の丸いダイヤルを回すと頭へのフィット感を調節出来ます。
しかし、装着感が良すぎる代償として後頭部のパッドが邪魔でアダルトVRの仰向け視聴には適していません。アダルトVRマニアにとってこれは大問題です。
一方、Oculus Quest 2のゴム製のヘッドストラップは仰向け視聴に最適です。低コスト化のための仕様と推測されますが偶然にも良い結果となりました。
2つのモデルを並べて比較してみましょう。
VIVE Pro2(左)とOculus Quest 2(右)
こうしてみると、軽自動車とミニバンくらいの大きさの差があります。
VIVE Pro 2はレンズ部が幅広になっているおかげで、通常サイズのフレームの眼鏡なら装着したままで使用する事が出来ます。Quest2はどんなに小さい眼鏡も入りませんので、極端に視力が悪い人にとっては大きなメリットですね。
VIVE本体の左下のボタンを押すと目とレンズとの距離を任意に調整出来ます。ピントが少し合わないな、という時に活躍するので便利です。(Quest 2には非実装)
右下のダイヤルで瞳孔間焦点距離(目の幅)の調整が出来ます。
Oculus Quest 2は3段階の調整でしたがVIVE Pro 2は無段階調整です。調整幅がかなり広くなっていますが、調整時にわざわざ専用のガイドのような表示が出てくるのが少し邪魔です。本当は実際の動画を見ながら調整出来た方が助かりますね。
それから、本体のヘッドセットは音は良いのですが、目的がアダルトVRだと別途PCにヘッドセットを接続するのであまり使わないと思います。
アダルトVRならOculus Quest 2がオススメ
以上、総合的に見ると、アダルトVRの利用を前提として考えるなら圧倒的にOculus Quest 2の方がオススメです。
VIVE Pro 2と比較したOculus Quest 2の優れているポイントはこちら。
- PCも含めると25万円以上安い
- 仰向け視聴がラクチン
- 画質は同格(むしろ見やすい)
- 視野角の差も気にならない
- ワイヤレス接続(VIVEは有線)
- 設定すれば暗闇でもエロVRの視聴が可能
- 外部センサー設置の必要無し
特に価格の差は歴然ですね。
- Oculus Quest 2(64GBモデル) = 37,100円(税込)
- HTC VIVE Pro2 + ゲーミングPC = 30万円オーバー
※PCの必要スペックや価格についてはこちらを参考にしてください。
これほどの価格差があり、体感出来る映像はほぼ変わらず、しかもアダルトVRの視聴に最適な仰向け視聴などはOculus Quest 2の方が有利。
さらに、HTC VIVE Pro 2は稼働に必要な外部センサー2個の設置もスゴイ面倒なのです。(笑)
画像はHTC 公式サイトより
Oculus Quest 2 / Rift Sなどに採用されている内部カメラ式よりもVIVE Pro 2の外部センサー式の方がトラッキング精度が高いのは分かりますが、もちろんアダルトVRには無用の長物です。今回、せっかく設置したのでスポーツゲームでもやってみようかと思っています。
という事で、アダルトVRの視聴だけが目的ならOculus Quest 2が最適です。
アダルトVRだけではなく、アクティブなVRゲームを最高の画質と性能で遊びたい方はHTC VIVE Pro 2を検討されても良いのではないでしょうか。
オマケ①:HTC VIVE Pro2を動かせるPCについて
実際にHTC VIVE Pro 2を購入したいという方のためにオススメのゲーミングPCの選び方をご紹介します。
まず、こちらがVIVE Pro 2の推奨PCスペックです。
VIVE Pro 2 の推奨PCスペック | |
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CPU | インテル Core i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X 同等かそれ以上 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 同等かそれ以上 ※フル解像度ではGeFoce RTX 20シリーズ / AMD Radeon 5000シリーズ同等かそれ以上 |
メモリー | 8GBまたはそれ以上 |
USBポート | USB3.0またはそれ以上 |
OS | Windows 10 |
ただ、上記性能はあくまで『推奨最低限』ですので、VIVE Pro2の解像度やリフレッシュレートを最大限に発揮するためにはより高性能なスペックがオススメです。
ハイエンドのゲーミングPCをお探しの方はドスパラのガレリアシリーズなどで探すと良いと思います。
価格と性能のバランスが良いです。
ドスパラ:ガレリア
現在、世界的な半導体不足や仮想通貨のマイニング用途でPC用のグラフィックボードが大きく高騰しており、管理人がおすすめするGeForce 3000番台のグラフィックボードを積んだモデルは20万程度の予算になってしまいます。
ちょっと一般的にはオススメ出来ませんが、この組み合わせなら最強の画質でアダルトVRの視聴が可能になります。
オマケ②:VIVE FOCUS 3もPCとの無線接続でFANZAの視聴は可能
最後にVIVE Pro2とほぼ同時発売のVIVE FOCUS 3について簡単に触れておきます。
前述したように、HTC VIVE FOCUS 3はスタンドアローン型のVRゴーグルなのですが、HTCが公式でリリースしている『VIVEPORT Streaming』というソフトを使えばPCと無線で連動可能になると予想されます。(未確認)
接続後は通常のPCVR用のゴーグル(VIVE Proなど)として利用出来ますので、当然、DMMプレイヤーを立ち上げてFANZAのアダルトVR動画も視聴出来ます。
しかし、VIVEPORT Streamingの利用にはHTCが展開しているアプリケーションストア『VIVE PORT』の有料会員になる必要があります。
VIVE PORT 有料会員期間 | 月額換算費用 |
1ヵ月会員 | 1,500円 |
年会員 | 1,000円(年額費用一括払い) |
PCとの接続だけが目的だと少し高い印象ですが、VIVE PORTの有料会員になると1000本ほどのVRアプリがダウンロードし放題となります。
VRゲームもたくさん遊びたいという方には良さそうですね。
具体的な利用方法はプレスリリースなどが掲載される『PR TIMES』に詳しくありますのでそちらを参考にして頂ければと思います。
なお、VIVE FOCUS 3を動かせるPCはVIVE Pro 2と同様に高性能なゲーミングマシンです。また、VIVEPORT Streamingは無線接続となりますのでご自宅にはWiFIネットワーク環境が必要となります。遅延が起きないようにWiFIルーターは5GHz帯対応の製品がオススメです。
ただ、結局、PCと接続するのであればリフレッシュレートが上回っているVIVE Pro2で良いかもしれませんね。
以上、HTC VIVE Pro 2でアダルトVRを視聴した感想+αでした!
購入を検討されている方はぜひ参考にどうぞ!