Oculus Questはスタンドアローン型のVRデバイスですのでPCは必要ありません。
しかし、裏技でPCとOculus Questを連動させる事でPC用VRデバイスとして活用できるのです。Oculus RiftやHTCviveなどでしか遊べなかったVRカノジョなどのPC用コンテンツも自由に遊べるようになりますし、現在は非対応のFANZAのエロVR動画も視聴出来るようになります。
Oculus Questがもっともっと楽しくなるので、一度設定しておくと幸せになる事間違い無しです!
※非公式な方法なので実践する方は自己責任でお願いします!
DMMがOculus Questに正式対応!
2019年の12月にいきなりDMMがOculus Questに正式に対応しました。普通にアダルトVRを視聴する方法は以下の特集記事を参考にどうぞ。
目次
Oculus QuestとPCを繋いでVRカノジョやFANZAのVR動画を楽しむ方法
それでは、Oculus QuestとPCを連動させる方法を順を追ってご紹介したいと思います。
必要なモノは以下のとおり。
・Windows PC(ゲーミングマシンスペック)
・ルーター (5GHz推奨)
※PCとOculus Questを同じルーターのネットワークに接続しましょう
・ALVR (フリーソフト)
・Steam (フリーソフト)
ハードルが高いのはパソコンですね。
わりと新しいミドルクラス以上のCPUとGTX1060程度以上のグラフィックボードを搭載したパソコンが必要となります。
代表的なPCVRであるOculus Rift公式の推奨PCスペックを参考にしてみましょう。
最低限VRゲームを動かせるというのが最小スペックですので、出来れば推奨スペック以上の性能があるパソコンがあった方が良いですね。
それから、利用するWiFiルーターですが、5GHzの無線LANに対応するモデルがオススメです。
2.4GHzのモデルではかなり遅延が起きるためにゲームを遊ぶのは厳しいと思います。動画の視聴程度なら許容範囲でしょう。
それでは、以下、簡単に手順を説明していきたいと思います。
1、PC側に必要なソフトをインストール
それでは、まずはPC側の準備から見ていきましょう。
PCにインストールするソフトは以下のとおり。
- OculusGo用ドライバ
- Steam
- SteamVR
- ALVR
- SDK Platform-Tools for Windows(インストール不要)
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1-1、Oculus Go用のドライバーのインストール
まず、きちんとPCがOculus Questを認識するようにドライバーをインストールします。
ドライバーはOculus Goのものと兼用になっていますので、公式サイトで配信されているOculus Go用のドライバーを利用しましょう。
ダウンロードしたファイルを解凍するとフォルダの中に『usb_driver』というフォルダが出来ます。その中にあるファイル『android_winusb.inf』を右クリックして『インストール』を押すとドライバがPCにインストールされます。
1-2、Steam関連のソフトをインストール
次に大手ゲームサイトSteamを利用するためのソフトをPCにインストールしていきます。Oculus QuestとPCを連動させるためには必須です。
それでは、まずはSteam公式サイトへアクセスしてみましょう。
右上の緑の『Steamをインストール』というボタンを押してから、遷移先のページで表示される『Steamをインストール』をクリックするとSteamのアプリがPCにダウンロードされます。
ダウンロードしたSteamSetup.exeを開くとインストーラーが起動します。指示されるままに進んでいけばインストールは終了です。
※インストール先フォルダはデフォルトでいじらないようにしましょう!後で重要です!
1-3、SteamVRのインストール
インストールしたSteamを起動すると、ログインが求められますので新規会員登録を行いましょう。登録したメールアドレスとパスワードを忘れないように注意です。
その後、HOME画面(ストア)の検索ウィンドウで『steamvr』を検索しましょう。
該当するソフトが表示されるのでクリックしましょう。
ソフトのページが表示されたら緑色の『無料』ボタンを押します。画面の指示に従ってインストールを行いましょう。
1-4、ALVRのインストール
SteamとOculus Questを連動させるためのソフト『ALVR』をインストールします。
アクセスすると大きな青文字で『v2.4.0-alpha5』とありますのでクリック。すると、その下に複数のファイルが現れます。
下の画像の赤枠で囲まれている2つのファイルをクリックしてダウンロードしましょう。
- ALVR-setup-2.4.0-alpha5.exe
PCにインストールするソフト - ALVRClient-GithubNormalOvr-release-v2.4.0-alpha5.apk
後ほどOculus Questにインストールするアプリ
ダウンロードした①の『ALVR-setup-2.4.0-alpha5.exe』をクリックしてインストールしましょう。
②は後ほどOculus Questにインストールします。
それから、後ほど利用するSDK Platform Toolsもダウンロードしておきましょう。利用しているのはWindowsですので『SDK Platform-Tools for Windows』をダウンロードします。
≪大事≫
SDK Platform-Tools for Windowsを解凍した『Platform-Tools』フォルダの中に、先ほどダウンロードした②のALVRClient-GithubNormalOvr-release-v2.4.0-alpha5.apkを移動しておきましょう。
それでは、パソコン側の準備はここまでにして、次はOculus Quest本体の設定もいじっていきます。
2、Oculus Questにアプリ『ALVR』をインストール
PCと連動させるためのアプリ『ALVR』をOculus Questにインストールします。
開発者モードにしたOculus QuestをUSBでPCと接続し、PCからPlatform-toolsを利用してALVRをQuestにインストールする流れになります。
こちらの手順の最初の方は別記事『Oculus QuestでFANZAのエロVR動画を強引に視聴してみました!非公式だけど実用性アリ!』で紹介しているのと一緒です。以下、こちらの記事の該当記事へのリンクを貼ってありますので、そちらも同時に参考にしながら進んでいきましょう。
- Oculus Questを開発者モードに設定
Oculus Questにパソコンからアプリをインストール出来るようにするため、スマホのOculusアプリからQuest本体を『開発者モード』にする手順です。 - PC用ソフト『SDK Platform Tools』を準備してOculus Questと接続
リンク先では接続するのがOculus Goになっていますが、今回はOculus Questを接続しての作業となります。
上のリンク先を参考にすると、現在、黒いウィンドウでOculus Questとの接続が確認出来ている状態となっていると思います。
PC側のコマンドプロンプト(黒い画面)にて『adb devices』と入力してエンターを押して、
List of devices attached
数字とアルファベットの文字 devices
これらの文字が表示されたら接続済みですね。
続いて、
adb install ALVRClient-GithubNormalOvr-release-v2.4.0-alpha5.apk
と入力してエンターを押すとインストールが始まります。コピペでもイケます。↑
上記命令文を走らせた後、
Performing Streamed Install
Success
の表記が出たら成功です。
※Platform-Toolsのフォルダの中にALVR配布ページでダウンロードした『ALVRClient-GithubNormalOvr-release-v2.4.0-alpha5.apk』が無いと失敗します。
きちんと成功していたら、Oculus Questのライブラリの『提供不明のアプリ』の中にALVRというアプリがあるはずです。↑
取りあえずクリックしてALVRを起動しておきましょう。
これで準備完了。もうPCとOculus QuestのUSBはハズしてしまってもOKです。
3、いよいよOculus Questとパソコンをワイヤレスで連動
お使いのPCとOculus Questは同じルーターに接続しましょう。PCは有線でも無線でもOKです。
※ルーターの性能が低いと操作にラグが起こります。5GHz対応モデルがオススメ。
先にOculus QuestでALVRを起動してからPC側にインストールしたALVRを起動してみましょう。場所が分からない場合はウィンドウズボタンを押して『alvr』と入力すればソフトが出てきますよ。
初回に起動した時は右上の『about』を押してから左下の『install driver』を押してドライバをインストールしましょう。
続いて、左上のServerを押します。
Oculus Questが接続されていると『Oculus Quest』と表示されています。この画面で真ん中の『Connect』を押しましょう。
再び画面が変わったあと『Start server』を押すと自動的にSteamVRが立ち上がり、いよいよOculus QuestとPCが連動します。
右上で『Server is alive』と緑色の文字が表示されていたらOKですね。
Oculus Questの画面もSteamVRの画面になっていると思います。ここからはもう普通のPCVRとしてOculus Questを利用出来ます。
後は画面の表示に従ってSteamVRのセットアップを行いましょう。
4、DMMのVR動画の視聴やVRカノジョなど何でも遊べるよ!
以降はもうOculus Questを普通のPCVRとして利用出来ますので、ALVRで連携した状態でSteamVR以外のVRソフトを立ち上げても普通に遊ぶ事が出来ますよ。
現在は非対応のFANZA(DMM)のVR動画もPC用のDMMプレイヤーなら普通に視聴可能です。以下の『Windows VR』からダウンロード出来ます。
そして、世界的ヒットとなったVRエロゲームであるVRカノジョも遊べちゃいます!
実際にプレイしてみると全然違和感無く遊ぶ事が出来ました。
やっぱり、普通のAVとは違って、自分自身が部屋の中を歩き回って制服の女の子とエッチな事が出来ちゃうというのはかなりエロいですね~。
ワイヤレスのラグもほとんど気にならないレベルで全然実用的です。
多少面倒ですが、一度この設定をしておくと、以降は楽しいVRゲームライフが送れるようになると思います!是非お試し下さい!